2015年10月18日日曜日

THAILAND GAME SHOW BIG FESTIVAL 2015に行ってきた

2015年10月16~18日にバンコクで開催された、THAILAND GAME SHOW BIG FESTIVAL 2015に行ってきました。

THAILAND GAME SHOWは毎年バンコクで開催される、東南アジア最大規模のゲームイベント。

先日タイ出張前にこんな記事も書きましたが、東京ゲームショウ(動員数26万+)やgamsecom(動員数34万+)と比べると規模は小さいですが、東南アジアの中ではかなり大規模で今年の動員予想は12万だそうな。ビジネスデイやBtoBエリアを用意する他のイベントと違い、基本的にC向けのイベントです。

私は16日金曜に行ってきたのですが、以下所感。

  1. モバイルゲームの数は去年より明らかに増えてた
  2. とは言っても圧倒的に存在感あるのはやっぱPCオンラインゲーム
  3. タイのHoN人気や、東南アジアのLoL人気から圧倒的にMOBAなのかなと思ってたら思った以上にFPSが多かった
  4. 平日だというのに去年より混んでた。学生のみなさん、学校は?w

1に関してですが、去年はLINEゲームやTRUEのGOODGAMESブースくらいでしか見られなかったモバイルゲームが、今年はGarenaも自社ブース内にGASのモバイルゲームコーナーを設けていたり、PLAY@PARK、Com2us、Gamevil、NHN entertainment、FUNPLUSのDot Arena等モバイルゲーム中心のブースも多く見られました。一昨年はモバイルゲームなんてほんのおまけくらいにしかなかったようなので、去年ポッとモバイルゲームが現れ、今年存在感が増したような感じなのかな。

4に関しては、私去年は金曜土曜両日会場に行ったんですが、土曜は長蛇の列すぎて入れなくて断念したという経緯があり、今年は金曜しか行かなかったんです。でも金曜に行った感じでいうと去年より混み合っていた気が。今年は土日どうだったんだろう。最新の動員数情報とかあったらアップデートします。


会場の様子はこんな感じ。入口付近はペイメント系や機器メーカーが密集。



◎PlayStation
ストリートファイターエリアに特に人が集まってました。


会場の奥のフロアへ行くとパブリッシャーブースがたくさん並んでいます。


◎Garena
今回一番大きいブースで存在感のあったGarena。

Nexonのマビノギ英雄伝のタイサービスについてGarenaと契約をしたとリリースが出ていましたが、Garenaブースの1/3くらいの大きさでマビノギ訴求してました。プロモーションイベントもやってて遭遇しましたがすごい人だった。

Talk Talkはストリーミングプラットフォームで、ブースでも実況等をやっていました。

GASのエリアを設けてモバイルゲームも展示。DQMも発見。


◎Com2us/Gamevil
Com2us、Gamevilのブース。サマナーズウォーとドラゴンスラッシュ。




◎NHN Entertainment
 NHN Entertainmentも今年もブースを出していました。モバイルゲームの他、comicoも推していました。

ガーディアンハンターがタイで推されている・・・感慨深い。


◎PLAY@PARK
東南アジアの大手パブリッシャー、AsiasoftのPLAY@PARKブース。PCオンラインと一緒にモバイルゲームも出していました。

◎FUNPLUS
Dot Arenaはどこの国のどのイベントでも特大ブースがありますね。




 //おまけ
クッキーランの広告発見。LINEゲーム始め、モバイルゲームのオフライン広告はちらほら見かけました。


BTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)に乗っているとかなりの割合がLINEとFacebook開いてました。(たまーにゲームしてる人もいる)
タイ文字は日本語と比べて打ちにくい&読みにくいのでLINEのスタンプはタイ人と相性いいんだって。たしかにみんなビジネスでもスタンプでガンガン送ってくるもんね。





2015年10月11日日曜日

中国のAppStore売上ランキングを1年前と比較してみたら9タイトルが入れ替わってた

先日のブログではタイの1年前のAppStoreランキングと現在のランキング比較をしましたが、ふと思い立って中国のストアを見てみたら恐ろしいことに気がついた。

これ、上が2014年11月の売上ランキングで、下が2015年10月11日時点のランキングなんですが、トップ10、1タイトルを除き総入れ替えになってます。(入れ替わってないのは現在5位の全民飞机大战だけ)
日本も韓国も台湾もタイもかなり上位層のタイトルは変わりましたが、それでもトップ10のうち数タイトルはをそこを維持し続けていると思います。

30位まで比較すると・・・・


●2014年11月 中国AppStoreトップセールスランキング


●2015年10月 中国AppStoreトップセールスランキング



Tencent、Netease等のパブリッシャー単位で見るとプレイヤーが大きく入れ替わっている感じはしませんが、開発会社やタイトル単位で見ると1年前とはかなり顔ぶれが変わっています。


中国のデベロッパー・パブリッシャー共に今後海外展開に拍車がかかると思いますが、1年で中国国内においてこれだけ顔ぶれが変わるくらいの勢いを見ると、まだモバイルゲームマーケット自体発展途上(通信環境とかも含め)の東南アジアなんかは市場が出来上がる前に、あっという間に中国のゲームでコンテンツが先に飽和しちゃいそうですね。